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（普通のマンション） （防犯錠）、深夜は5000円増し
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鍵 大阪、西日本ロックサービス。
お店が終わって夕ご飯前の８時に電話が鳴る。
知り合いの鍵屋さんからの電話です。
「プッシュプル錠なので、ご足労願います」って依頼です。
夕飯前ですが「はいはい、ＯＫですよ」って事で急行します。
場所は、旭区のマンションです。
車で５分の距離です。
こんな所に、プッシュプル付いたマンションあったけ？
との疑問を抱き到着し、鍵屋さんと合流する。
内容を聞きながら、指定階へ向かう。
本日の獲物は、これ！
ゴールのＶ−ＰＸです。
このマンションは、最近リフォームで最新鋭プッシュプルに変わったらしいです。
セキュリティアップですね。
高層階でむっちゃ寒いが「さー、がんばるで！」と鍵屋。
説明しながら、私が編み出した特殊工法で小判を外します。
知り合いの鍵屋さんが中を見ないで、一般オープナーでチャレンジしたい。との事。
「はいはい、ご自由に」
暗いので、照明を取りに車まで戻ります。
作業場所に戻ると、諦めてました。
ここからは、私の仕事です。
覗くと、なんと防犯型スイッチ付きＴＭＢです。
これは、ボタンをつまむだけでは開きません。
ボタンをつまんで押さないと、クルクル空回りするタイプです。
ミワのスイッチ付きＢ５より厄介です。
やられた！
って言うか、ついに当たったか。
これのレポートは昨年のブログ参照。
しかし、お構いなしに前に進むだけが私の使命。
回転系工具を準備して、投入します。
程よく良い位置。
はいはい、キャッチです。
廻すと、クルクル空回り。
「やっちゃた」
一度リリースし、再キャッチに備える。
左手のソフトキャッチに神経集中です。
投入１０分後に微妙な力加減でキャッチし、回転すると「ガチャ」といい音で開錠です。
今までの経験で、克服だ。
ここで知り合いの鍵屋さんに別の鍵開け電話によりお別れとなる。
一度工具を抜き再準備。
下を攻めます。
下は、普通の防犯型ＴＭです。
上のハードルが高すぎて、簡単だと錯覚してしまいます。
４分ぐらいで準備を終えて、再投入します。
何やかんやで、１０分ぐらいで王道キャッチ。
そして、静かに回転すると「ガシャン」と良い音で開錠です。
お客さんが、「開くんだ！」と驚きの声。
胡散臭いのか、信頼されてなかったみたい。
「開きますよ。９９％の解除率を誇る、ややこしい鍵開けの専門ですから」とカッコイイ言葉。
（今年一年は、このフレーズ多用します）
少しだけ天狗になった瞬間です。
家に戻ると、夜の９時。
１人テレビ
を見ながら遅い夕食
をとる羽目に。マンション夜間緊急出動対応は、「西日本ロックサービス」まで！
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